chiha memo

漫画「ちはやふる」の粗筋と伏線と名言と感想の個人的メモ

第116首 全力出して勝ったほうが上に行く

千早が新に何かを話していたのを、太一が咎める。

「おい 白波会は全力で新を倒すってタンカ切っといて おまえ 新に勝ってほしいのかよ」

千早は不思議そうな顔。

「ちがうよ でも 全力出して勝ったほうが上に行く それが決定戦でしょ」

太一は毒気を抜かれてしまった。

 

原田の棄権は、体力温存のため。どちらにせよ、もう一勝しないと勝ち上がれないからだ。次が得意な読手であれば、なおさら良い選択でもある。

二戦目はクイーン挑戦者戦のみ。猪熊の元に子が「女王さま、はい」と摘んだ花一輪を私に来た。猪熊はそれを髪に飾る。逢坂はカメラ男子の鉢巻を奪い取り、襷にして掛けた。カメラ男子、歓喜の涙。千早も羨ましく見つつ、太一に話す。

「太一も… 太一も勝ってたらここにいたんだよね それすごいよね 戦ってみたかったよね 名人はべつにどうでもよくても…」

試合開始。逢坂が勢い良く取って行く。桜沢先生は不安を持って観戦。

動き出しが遅くなってる お手つきを気にして反応が鈍く……!? 遥さんらしくない 負けるわよ 最大の武器を捨てたら

その昔、猪熊は桜沢に「聞こえたら取ればいいんだよ」と言った。

桜沢さん 私ずいぶん 傲慢なこと言ってたのね

猪熊が速い取りを見せた。決まり字になる一瞬前を意識し始めた。

思ったの 負けたとき 「私 もっと強くなれる」 人は負けなければそのままよ もっと強くはなれない 負けたら変われる もっと強くなれる

クイーン位への挑戦者は二連勝で、猪熊遥六段に決定。

 

原田と新の対決、一枚目は原田が払った。新は落ち着いた様子でどっしりと座っている。原田は、千早が新について言っていた「水が流れている」というのを体感していた。新の母親は新が祖父の着物を着て、祖父のような歩き方をしていることに気付いた。

新が千早に言われたことは――

新 私たちにとっては 原田先生はどこまでいっても「先生」なんだよ 新のままじゃ勝てない

原田は目の前に、綿谷始永世名人を見たような気になった。新の佇まいに、皆も息を呑んでいる。

 

その頃、千早は屋外にて周防とスノー丸どらやきを食べていた。

 

ちはやふる(22) (BE LOVE KC)

ちはやふる(22) (BE LOVE KC)

 

 

memo

恵夢たんとカメラ男子が楽しい。読まれた描写は 「あいみての」 「むらさめの」 「かぜをいたみ」だけ。