chiha memo

漫画「ちはやふる」の粗筋と伏線と名言と感想の個人的メモ

第126首 うちはいま最強やないんか

二試合目までの休憩時間。原田先生の控室は、応援に来た人でいっぱい。原田本人は寝て疲労回復中。周防の控室も、大学かるた会関係者で賑やか。周防は電話で、動画配信されている名人戦の見方を説明しているのだった。猪熊は控室で授乳中。そして、応援に訪れた理音に言う。

「理音ちゃん 見ててね よく見ててね たぶんこれが私の 最後のクイーン戦だから」

 

若宮の控室には、若宮と母だけ。かるた向きではない重い生地だが、祖母が用意してくれた着物。しかし母は、その豪華な着物は政治家である祖母の票に繋がるからだと言う。

「なんや その顔 ただの応援でそないに豪華な着物 孫に買うわけあらへんわ あの人は政治家で あんたはきれいな看板や」

千早が差し入れを持って訪れ、暗い気持ちから一転嬉しそうに喋る若宮。自分ではなく原田の応援とのことで突っ込みを入れ、千早に返される。

「ええっ しかたないじゃん 原田先生は純粋に応援してるけど 詩暢ちゃんも猪熊さんも 私にはライバルなんだよ」

若宮は千早相手にいつもの「いけず」が出ず、素直な話しぶり。

「東日本予選も突破できんとライバルとは大ウケやわ」

千早は少し残念そうに答える。

「東日本予選の日 修学旅行かぶっちゃって……」

若宮の表情が冷めたものになり、差し入れのスノー丸どらやきを握り潰す。ちょうど時間が来て、そのまま試合会場に行ってしまった。

 

若宮は戦いながら、祖母のことを考える。A級になり報告した時も、言葉に温かさがなかった。

才能がありましたんや よろしかったなあ

あんたは綺麗な看板や、強ぉないと困るんや、と言われたところで。

べつに 失望もない

修学旅行。

ない なんもない

クイーン戦は猪熊が優勢。夫と子二人が見守っている。腹部を抑える。

えらそうだけど 奇跡を起こしたいの 一生かるたを好きでいる 女の人のために 3人子供がいても 女王になれるって

千早の言葉に、若宮は「修学旅行?」と反応した。「また一緒にかるたしようね、クイーン戦で!」と千早自身が言ったのに。

私は 約束を破ったんだ

名人戦は原田先生のペース。周防がまたクイーン戦に目をやった。

君がどれほど不真面目でも 私は 私のかるたを もらっていくぞ 勝ち星も 流れも

若宮は苦しい展開。昔、伊勢先生に「一人になるほど強くなる子や」と言われたが。

伊勢先生 うそつきやな 一人になるほど強いんやったら うちはいま 最強やないんか

若宮はまさかの初黒星。

 

ちはやふる(24) (BE LOVE KC)

ちはやふる(24) (BE LOVE KC)

 

 

memo

次週がセンター試験、女性カルターの未来像、詩暢が負けるケース、などなど今後へのヒントがいっぱいという感じ。登場した札は聞き分けの描写で、相手の心変わりを悩む歌の「ながからん」のみ。