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chiha memo

漫画「ちはやふる」の粗筋と伏線と名言と感想の個人的メモ

第149首 母親をごまかせると思ってるのかしら

袴を届けに来た千早母が、太一母に気付く。大江母が太一母に、スマホに取り溜めた画像を見せる。袴姿で生き生きとする太一の数々の画像を見て、太一母は寂しそうに言う。

「瑞沢かるた部は袴がユニフォームなんですね そんなことも知りませんでした…… 本当に… 太一はなぜ かるた部を辞めたんでしょう…?」

 

二試合目は冨原西高校戦。大江の対戦相手は速水。和の雰囲気や、きびきびとした動きが心地良い。大江ももう、かるたを始めて三年目。相手はそれなりに強いが駆け引きに慣れていないのを感じ、勝つためには美しくなくても攻めようと札に向かう。

田丸は苦戦。やっと札を取れたところで、西田と駒野から励ましの声が飛ぶ。

先輩たちは チームが勝つために 私を調子に乗せたいだけ 私を受け入れてくれてるわけでも 強さを信じてくれてるわけでもない

千早が田丸の背中に手を伸ばした。

「息をして 大丈夫 息をして」

田丸は千早が須藤に切った啖呵を思い出す。

今年もうちは強いよ いい1年はいったよ!

千早に目を向ける。

綾瀬先輩はきっと 嘘のつけない人だ 西田先輩だって 駒野先輩だって

自分自身について考える。

A級になったって 大会で勝ったって 本当は 自分が一番 自分を信じてない

観戦席の部員は、千早が相手と実力差があるのに枚数に差がついていないことを心配している。しかし、千早の作戦だ。

丁寧に 勝ち急がない 大差勝ちに意味はない そばで 戦い続ける だってきっと 太一ならそうする

 

必死に戦う選手を、太一母は切ない思いで見ている。

「ずっと かるた部の子たちって冴えないなぁって思ってましたけど かっこいいじゃないですか なぜあの中に 太一がいないんでしょう」

一位がキープできなかったらかるた部を辞めること、とは言ってあったが。

「従うなんて これっぽっちも思ってなかった… しかも… あの子 絶対かるた辞めてない」

太一の洗濯物は、Tシャツ、ジャージ、おまけに畳のい草が付いていたりするのだ。

「母親をごまかせると思ってるのかしら」

太一母の目には涙。太一母は瑞沢が三勝したのを見届けてから、太一に着物を貸してくれていたことで大江母に礼を言い、帰って行った。

 

決勝リーグは北央が二勝、瑞沢と朋鳴が一勝一敗。

近年最強 その北央を倒さないと 次に行けない

 

ちはやふる(29) (BE LOVE KC)

ちはやふる(29) (BE LOVE KC)

 

 

memo

千早母は娘が休部していたことなど気付いてなさそうだったが、一緒に活動していた筈の太一が辞めたのはもっと知らないだろうし、そこに驚きはないのだろうか。あと、太一画像満載の利恵子コレクションは全公開すべき!

読まれた札は 「あらしふく」 「たまのおよ」 「たれをかも」など。人目を忍ぶ恋の歌である「たまのおよ」は、これで三話連続の登場となる。