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chiha memo

漫画「ちはやふる」の粗筋と伏線と名言と感想の個人的メモ

第20首 野守は見ずや君が袖振る

千早は駒野と、担任で部顧問の宮内先生に全国大会出場を報告しに行く。宮内はテニス部の合宿に行くからと、かるた部を引率してくれるのは鳥人間コンテストついで気分の柴田先生になった。かるたに興味が無い宮内は、かるた部に冷たい。

「神社である大会なんて お祭りみたいなものじゃないですか?」

駒野は成績が下がったことを宮内に注意される。千早は駒野に部を辞めないよう説得にかかるが、駒野にそのつもりはない。成績が下がったと言っても、2位から5位だ。千早は下から5位だ。

「順位とか最近気にならなくなったんだ 綾瀬は気にしたほうがいいよ 下から5位て」

 

大会に向けて部員達の練習にも熱が入る中、決まり字と配置談義。基本的な配置ではなく、和歌に添って季節毎に配置したりと、拘りが強い大江。しかし、今は競技かるたの代表として強くなるべきで。百人一首から離れるなら、ふと外を見て口にするのは万葉集の和歌。

茜指す 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る

現夫の領地にて、忍んで近くに来た元夫にドキドキする――という意味である。

「私ももう 『ありま』とか『あきの』とか言うの慣れちゃいましたけど 近江神宮でだってすごくすごく勝ちたいですけど かるたが『歌』であることを忘れたくないんです」

宮内は部活動の様子を見て反省。別の先生から百人一首の本を借り、引率はかるた部につくことにした。

 

皆で大会会場へ向かう道中、千早は大江に教わった万葉集の和歌を思い浮かべていた。

「かなちゃん 私 かなちゃんに教わった日から 『ちはやふる』だけが真っ赤に見える 競技線の中で真っ赤なんだ」

小学生の時、新に「近江神宮はどんなとこ?」と訊いた。千早の頭の中で、高校生になった新が答える。

真っ赤やよ

その通りの建物が今、目の前にある。

 

ちはやふる (4) (Be・Loveコミックス)

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memo

かなちゃんが詠んだ万葉集。状況的には、太一の傍に居ながらにして新にドキドキする、と。新がまさかの来訪となるのを示唆、ってのもあるね。

練習中に登場したのは 「よのなかよ」 「おとにきく」 「よのなかは」。