chiha memo

漫画「ちはやふる」の粗筋と伏線と名言と感想の個人的メモ

第44首 かるたをしてるおまえを知らない男とつきあうなんて

千早が通学途中に他校の男子生徒に交際を申し込まれたことを部室で報告。断るべきだと言い切る大江だが、千早は未練がある模様。

「つきあってとか言われたの 初めてだもん これを逃したら もう一生言われないかもしれないもん」

初告白と聞いて「無駄な美人」だと呆れる西田。ずっと傍にいて綺麗だと思わなくなってしまったと言う駒野。

「うちの学校でモテないのは 真島くんがいつもそばにいることも大きいと思いますけど」

大江の見立てに、西田と駒野にはぴんと来ない。太一は不機嫌そうに一刀両断。

「いいんじゃね つきあったら」

その言葉で意外そうに振り向く千早だが。

「千早は経験しないとわかんないんだろ 絶対無理だって かるたをしてるおまえを知らない男とつきあうなんて 絶対無理」

そう言われても、既にその男からメールや電話がじゃんじゃん掛かって来ている。太一は千早から携帯電話を無言で奪い取り、勝手に着信拒否設定。

「着信拒否にしといたから 明日からは早起きして おれと同じ電車に乗れ」

大江は二つの歌を連想した。

しのぶれど いろにいでにけり わがこひは ものやおもふと ひとのとふまで
こひすてふ わがなはまだき たちにけり ひとしれずこそ おもひそめしか

隠し切れない忍ぶ恋の歌。

うちの部のあんぽんたんにはわからなくても 私は理解しています 部長

千早は着信拒否にした渡辺くんと同じページに表示されている「綿谷新・携帯」の行を見て、新のことを考えていた。

メールさえできない せっかく太一に教えてもらったのに 西日本予選で新は4回戦で負けた 新はどんな気持ち? どれだけ悔しかった? 話したいことがありすぎて

 

新は厳しい顔で考え事。かるた会の実力者達は欠席が多く、練習相手になる人材がいない。村尾の自宅を訪れ、説得にかかる。

「後悔 してるんです…… かるたから逃げてたこと その時間…… 長い時間離れてたらダメです 村尾さん 名人めざせんくなります」

 村尾はその言葉に目を見張りながらも、半ば茶化しつつ断る。

「……こ…… こわ~~~ もう その発想が怖い~~ 名人目指す以外のかるたがない~~~ 新 おれはもう そのレベルではやれん 遊びでやるとき声かけて」

新は千早と太一が福井にまで来てくれたことを思い返しながら、日を改めて村尾の説得に来ようと考える。

 

11月、名人位・クイーン位挑戦者決定戦。名人位は白波会の坪口広史と高徳院大学の武村敬一、クイーン位は翠北会の山本由美と明石会の逢坂恵夢との対戦で、武村と山本が挑戦者に決まった。白波会の面々の前に現れた坪口は明るく振る舞うが、原田先生の顔を見た途端に号泣。千早と太一も胸を詰まらせるのだった。

 

ちはやふる(8) (BELOVEKC)

ちはやふる(8) (BELOVEKC)

 

 

memo

千早が告白され、静かにイラつく太一。かなちゃん曰くの「あんぽんたん」は、西田、駒野、千早。