chiha memo

漫画「ちはやふる」の粗筋と伏線と名言と感想の個人的メモ

第49首 そのうちもっとマシなものを返すから

学校の教室で、駒野と顔を突き合わせている千早。駒野は部活や公式戦で取って来たデータを見て、千早の一字決まりが20枚くらいあることに気付いたと言う。

「もちろん読手さんによってもちがうし 綾瀬のコンディションにもよるけど たぶん…… しら しの ゆら ゆう かく かさ ちは もろ もも ひさ きり うか うら は頭の一字で取ってんじゃないかなあ 自分でもわかるだろ?」

千早は半信半疑。

「べつに 綾瀬や周防名人だけじゃない ”感じ”がいいって言われる人は 少なからずそういう札を持ってるんだ 音の一歩先がわかる札が うらやましいよ」

駒野の前には、データが詰まったノートの山。千早は駒野に飴玉を無理矢理押し付ける。

「そ そのうちもっと マシなものを返すから……」

千早は廊下で、駒野に言われた歌を声に出してみる。

枚数じゃない 大事なのは 机くんが気づいてくれた 「聞こえてる」こと教えてくれた 私は いつかもっと マシなものが返せるかなぁ

その様子を見ていた大江が、千早に専任読手になりたいと告白。ただ、専任読手はA級以上という条件を初めて知る。

一生かかる 一生かかっても無理 あんなに努力してる部長でさえ なかなかA級になれないのに!! 無理 無理

部活での練習試合。太一が珍しく素振りをしている姿に、皆が見入る。太一は先日新と電話した時に、ヒントを貰っていた。

同じくらいの”感じ”を手にいれるのは難しくても 相手より速く取る方法ならいくらでもある

太一は千早に言ってみる。

「千早 今日の試合 おれが勝ったら おまえんちのダディベアをすべて燃やす」

それだけで半泣きの千早は、恐らく集中力10パーセント減。なるほど、須藤的ドSはこういうものか、と太一は学ぶ。

新 おまえの世界に「天才」はいないんだな

読手は大江の番。札読みのリズムに気を付けるが、かなり難しい。

でも いま どんなに苦労してても 部長は絶対いつかA級になる 憧れを消すことなんかない

 

部活動顧問の間では、部室問題が持ち上がっていた。人数が多い吹奏楽部のため、来年度にかるた部に新入部員が五人入らないと、今の環境の良い部室を明け渡さなくてはならないことに。

 

四月。入学早々彼氏に振られ、泣きながら廊下を歩いて周囲からドン引きされている女生徒が。

早く次の彼氏作る!! 学校で一番かっこいい人!!

 

ちはやふる(9) (BE LOVE KC)

ちはやふる(9) (BE LOVE KC)

 

 

memo

机くんに話を聞いている時の千早の変顔。これでは確かに、机くんから美人という認識も遠ざかる。千早の一字決まりは 「しらつゆに」 「しのぶれど」 「ゆらのとを」 「ゆうされば」 「かくとだに」 「かささぎの」 「ちはやぶる」 「うかりける」 「うらみわび」 「きりぎりす」 「もろともに」 「ももしきや」 「ひさかたの」。他に練習で読まれた札は 「たちわかれ」 「なにわがた」 「あさじうの」。