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chiha memo

漫画「ちはやふる」の粗筋と伏線と名言と感想の個人的メモ

第81首 3勝するぞ

新はトイレに立ったついでに、試合会場前を通り、そのまま座り込む。

会場は選手同士の掛け声で賑やかだ。若宮は小さい頃を思い出し、気分が悪くなる。同じ年頃の女の子と、手加減しながらだが、楽しくかるたを取っていたのに。練習相手に年上の少年を宛がわれ。一人になるほど強くなるからと、同年代の仲間を排除されてしまっていた昔のこと。

気持ち悪い 帰ればよかった でも

千早と理音が気になる若宮。身を乗り出してしまう程に。並んだ札は理音に有利だったが、それは前半。後半になって一字決まりだらけになり、千早が勢い良く取って行く。理音は焦る。

おばあちゃんの読みで負けたことないのに おばあちゃんの読みだったら クイーンにだって負けないと思ってたのに いやだ 負けたくない 負けたくない

外から会場を見詰める新。

詩暢ちゃん チームを持たんおれらは 自分が強くなることしか考えとらん かるたを好きなのはまちがいないけど どうやろうか? おれらの好きなかるたの世界を豊かにしてるのは 人を増やして 教えて 励まして支えてる チームを持ってる人たちのほうやないんか?

試合を見ながら考え続ける若宮。

関係ない うちには関係ない だれもうちには本気にならん だれも

「お待ちください!」と審判を求め、二試合それぞれから複数の手が上がる。千早、理音、逢坂、夕部、などなど。若宮の胸が高鳴った。

太一はまだ劣勢。攻めたいのに自陣ばかりが五枚も続いているという、相変わらずの運のなさ。二枚しかない敵陣より、七枚ある自陣を守った方が良いのか――迷う時に原田先生の姿が浮かぶ。

苦しいときの 右下段!!

太一は上手く取ったが、同時に筑波の負けが決まった。瑞沢はゼロ勝二敗。太一が声を出す。

「3勝 3勝するぞ みんな」

 

ちはやふる(15) (BE LOVE KC)

ちはやふる(15) (BE LOVE KC)

 

 

memo

新は詩暢に貸していた服に着替えたが、何とも思わんのん? まあ、目の前で気にすることなく、かぼちゃぱんつ晒して着替え始めちゃうようなコだけどさ……

読まれた札は 「いまはただ」 「おおけなく」 「はなのいろは」 「こころにも」。