chiha memo

漫画「ちはやふる」の粗筋と伏線と名言と感想の個人的メモ

第88首 応援なんかなくたって絶対勝つよ

個人戦D級会場の花野は、三回戦進出で喜ぶがそこまで。筑波は準決勝進出決定。B級会場では、太一とヒョロの戦い。ヒョロは必死に戦っているが、太一が鮮やかに札を払う。A級では、新と若宮が格の違いを見せつける。

他の注目選手は、と桜沢先生の頭に浮かんだのは千早。その千早はロビーで眠りこけており、桜沢が起こす。A級決勝戦のカードが決まり、若宮が新に声を掛けている。

「なんや 残るのはやっぱり私と新やない 団体戦の皆さんはお疲れなんやろうなあ いくつも勝ちを拾わせてもろて ほんまありがたい話やわ あとひとつ拾わせてもらいたいもんやなぁ」

それに対して新がフッと笑ったことに、千早は驚く。

な なんで…… 新 なんで!? クイーンと当たるのに なんであんな顔ができるの!? なんで!?

勝戦を見たいと腰を上げる千早の元に、西田と大江が皆の結果を知らせに来る。大江はC級準決勝敗退。駒野がC級決勝進出。そして、太一もこれからB級決勝戦。A級のみが別会場。西田はA級決勝戦を観戦するが、千早にも見るよう言う。

「だって あいつ勝つよ 応援なんかなくたって絶対勝つよ 机くんはともかく 今日の真島は全然ちがう 応援なんかいらねぇ なにより綾瀬に 『クイーン戦を考えて練習しろ』って言い続けたのは あいつだ 来るなって言うよ」

北央の選手は全員敗退が決まり、須藤がデコピンをかましている。壁際に座り込んでいるヒョロにはしない。ライバルだと思っていた太一に、18枚もの差で負けたのだった。

真島…… 初めて見た 全然ちがった 気負わない真島……

B級決勝戦の太一の相手は、富士崎の山城理音。理音は来年のため五試合勝ち切ろうと意気込んでいる。太一はとても落ち着いた様子。

おれ なんでここにいるんだろう 同じ級のやつに5回連続で勝つことが なんでいままでできなかったんだろう

そこに、千早と大江が観戦に現れ、太一驚愕。

な…… なにやってんだ!? おまえ A級の決勝は絶対 新とクイーンだろ!? 見ないとかいう選択ありえねえだろ!? 二人ともおまえのいちばん大事な――

青筋立てて内心激怒の太一だが、千早は前に言っていた。

”私が いまいちばん大事なのは 太一がA級になること”

宮内先生、花野、千早、大江が手を取り、観客席に陣取っている。

ち…… 千早のことはいっつもわからん……

太一の息が荒くなる。

あいつ…… すっごいバカだ 一分一秒でも早く勝つ 大差で勝って 千早に 新とクイーンの試合を見せる

ヒョロ復活。

ま 真島が 気負ったあ――!!

 

ちはやふる(16) (BE LOVE KC)

ちはやふる(16) (BE LOVE KC)

 

 

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詩暢と新のやり取りは楽しい。いや、違うか。詩暢の「いけず」が楽しいのか。試合描写が少ないので、登場した札は 「たかさごの」と 「おおえやま」のみ。

第16巻終了。巻末四コマ漫画は、おおつ光ルくん、筑波兄弟とフォトメール、かなちゃんと母、アニメ千歳の演技力。